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<3分で読める短編小説> 伝えたいことはラジオに任せた。

午後21時

今日も毎週楽しみにしているラジオが始まった。

今日のメールテーマは夏の思い出

自分のメールが読まれた。

DJ ドミンゴ
「えーラジオネーム 達也さん 
 ドミンゴさんこんばんは!
 いつも楽しみい聞いてます。

 
 今日もラジオテーマの
 夏の思い出ですが

 僕は友達と夏休みに海に行ったことです。

 あーいいですね!
 僕も昔よく友達と海行ってはしゃぎました」

 

DJはメールの続きを読む。

 

DJ ドミンゴ
「友達と海で砂遊びしたり、海で泳いだりしました。
 そこで一番印象に残っているのは、

 友達のみっちゃんが海で魚を素手で捕まえたことです。

 えっ ドミンゴも捕まえたことあるんですよ。
 アイナメだったかな

 素手ですごくないですか。
 その友達もすごいですね。」

さらにDJはメールの続きを読む

 

DJ ドミンゴ
「みっちゃんはアイナメを捕まえていまし…た
 その魚を捕まえた後、

 二人で焼いて食べました。
 とても美味しかったです…

 とメールありがとうございます。

 あれ、ラジオネームなんでしたっけ
 達也…

 あれ、」

 

メールの下の方に少しなにか書いてある

 

DJ
「久しぶり、みっちゃん…
 もしかして、達也か達也なのか」

DJが興奮気味で言った。

 

DJが少し咳払いして、

DJ
「すみません、
 少し取り乱してしまいました

 今読んだメールはおそらく私の同級生の達也という人です。

 少し詳しく話させていただきます。

 昔、僕は達也と海に自転車で遊びに行きました。

 そのときに私はアイナメを捕ました。
 そしてみんなで魚を食べました。

 それまでは良かった。

 家に帰る途中で達也は事故にあってしまいました。

 そして他界してしまいました。

 

 もしかしてその達也からのメールが来た
 のかと思って取り乱してしまいました。

 この事実を知っているのは、
 僕と達也だけなんです。

 

 僕は書いてないので、
 達也が天国から送ったと
 しか考えられないです。

 でも改めて達也との

 思い出すことができて良かったです。

 リスナーさんも悲しい記憶だから、
 思い出さない、ではなく

 たまに思い出してあげた方が、
 天国の人も喜ぶかもしれません。

 

 最近、仕事ばっかで達也のことを
 全く考えてなかったから、

 達也が怒ったのかな。

 

 ごめんな、達也
 俺は達也との思い出を忘れないよ、絶対」

 

ラジオを切った。

もうここにいる必要はないみたい

 

じゃあね、みっちゃん。

 

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